NWGAについて

 

NWGA設立まで


ニセコでは西暦2000年前後のころから新雪を案内するガイド業者が増え始めていました。そのためスキー場の利用形態やバックカントリーでの行動規範など業者の数が増えることによって生じる諸課題の解決のためにも業者間のネットワークの必要性が認識され始めました。当時すでにこの地でガイド業を行っていた渡辺、高梨、高久らとスキー場関係者の間でガイド業者の実態把握とネットワークづくりの準備が進められるようになりました。
その後もスキー場関係者やニセコ雪崩調査所、その他様々な関係者との話し合いを経て2006年にニセコウィンターガイド協会が設立されました。

 
   
   

NWGAの活動


加盟事業者には規定に基づく損害賠償責任保険に加入することを義務付けています。
 
ニセコエリアに精通したガイドの集まりであるため、ニセコエリアで万が一遭難等の事故が発生した場合に組織的に対応できるように緊急連絡網の整備などの体制づくりを行っています。また後志遭難対策連絡協議会との連携も行っております。
 
ニセコルールの啓蒙活動はもちろんのことニセコルールで補いきれないコース外やバックカントリーエリアでの諸問題の解決にも取り組んでいます。
 
2011年にアキヤボート(救助用ソリ)をニセコ雪崩対策協議会に寄贈。ニセコアンヌプリ山頂避難小屋に設置されました。それまでは事故発生時にスキー場内から一度山頂までアキヤボートを運び上げる必要がありましたがその負担が軽減されました。
 
定期的に加盟事業者の代表者が集まってミーティング(NWGA代表者会議)を行うことによりニセコ各エリアの様々な情報交換を行っております。
 
年に一度総会を開きその年度のニセコリアでの活動方針などを確認しています。
総会ではスキー場関係者(支配人、索道部門、パトロール、スクールなど)の方にもご参加いただきスキー場内での活動方針の確認も行っております。
 
ニセコ雪崩調査所とも連絡を取り合ってニセコルールやその他バックカントリーエリアでの諸課題の解決に取り組んでいます。
 
外部の研修会などに参加することによりガイディング技術の向上に向けた取り組みを行っております。

 
  

NWGAの特徴


冬のニセコの楽しみ方は人それぞれ、気軽に新雪を楽しみたい方から本格的なバックカントリーツアーまでいろんなレベルの滑り手を満足させてくれるのがニセコの魅力の一つです。外部からのツアーガイドとは違う「ニセコに根差した」NWGAのガイドはゲストの貴重なニセコでの時間をより豊かな体験で満たすことができると確信しております。
NWGAのガイドは夏場も山や川や海でのガイド活動行ったりこの地域で様々な職についたりしながら1年を通してニセコを見つめている者ばかりです。